私は昨日からテレビにくぎづけになっていました。北京オリンピック女子ソフトボールの試合です。
昨日は決勝進出をかけてアメリカと対戦しサヨナラ負けしてしまい、その5時間後にはもう1度決勝進出をかけてオーストラリアと対戦し、延長12回の激闘の末劇的勝利し、今日は悲願の金メダルをかけて北京で2度敗れているアメリカに挑みました。
この3試合、すべて1人で投げ抜いたのが日本のエース、上野由岐子投手です。テレビで解説していた前代表監督の宇津木さんの話によれば、上野投手の制球は全く衰えていなかったとのこと。私には絶対にできないことで、「すごい!」としかいえません。
今日の決勝戦。日本は1回表の攻撃は先発オスターマンの前に3者三振。その裏の守備では不運な当たりや守備の乱れなどで1死満塁のピンチを迎えましたが、上野は二ゴロと捕邪飛を打たせ乗り切りました。
3回表、日本の先頭打者の三科真澄選手が自身今大会初ヒットとなる左翼越え二塁打。峰幸代選手のバントで1死三塁とし、藤本索子選手の三振のあと、狩野亜由美選手がショート方向へ弾いて内野安打とし、日本が先制しました。
4回表、先頭の山田恵理選手が速球をセンター方向へ弾き飛ばしソロ本塁打とし、日本に2点目が入りました。その後馬渕智子選手が三振、佐藤理恵選手が左邪飛の4回表2死走者なしの時点で、雨のため試合が15分ほど中断しました。
試合再開後の4回裏、準決勝で上野選手から3ランを放ったバストスがこの回先頭で登場し、バットの先で合わせ右中間スタンドへ飛ばしてソロ本塁打。米国が1点を返しました。
6回裏、上野選手は再び1死満塁の大ピンチを迎えたが、遊飛と二飛で切り抜けました。
7回表、日本は先頭の広瀬芽選手が6回から登板した米国2番手の左腕アボットから左前打で出塁。続く三科選手のバントが二塁に入ったショートの失策で無死一、二塁のチャンス。峰選手の投ゴロで1死二、三塁とした後、藤本選手が投手前にころがし追加点が入入りました。
そして7回裏、上野選手は先頭打者に中前安打を許したが、続く打者は遊邪飛とし、続く左翼線の当たりは三塁の広瀬が好捕しアウト。これらのプレーはファインプレーでした。そして最後の打者は難しい打球を好守で三ゴロに打ち取り、日本は最後のオリンピックで悲願の金メダルを獲得しました。
あまり日本のチャンスは多くなかったのですが、数少ないチャンスをものにした日本チーム。本当に感動した試合となりました。「ありがとう」と言いたいです。
上野選手は以前、「自分が打者を三振で打ち取らないと思っていた」そうですが、今は「たとえ三振じゃなくても、守ってくれるチームメイトが打ち取ってくれるから安心して投げられる」そうです。これこそ、団体スポーツのあるべき姿だと思います。
スポーツでもそれ以外でも、私達日本人は「協力しあう」という考えが薄れていると思います。オリンピックではチームワークの大切さが伝わる場面が、随所に見られます。1人でも多くの人が、そこから何かを感じ取ってほしいと思います。
ソフトボールの選手、コーチ、監督の皆さん、お疲れ様でした。
最後に決勝戦の試合経過は「ヤフースポーツ」から抜粋したことを申し添えます。
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